たまたま戴き物。これが凄いお菓子。伝統の干菓子落雁、口の中でスーと溶けてゆく和三盆独特のまったりとした甘みが残る。
薄茶を含んだら何とも言いようのない後味。
流石お茶とともに発展した我が国自慢のお菓子、干菓子。
戴いたのは奈良町に大正五年創業のお菓子司「なかにし」さんの
「はな鹿格子」和三盆糖と吉野葛で作られた絶品の干菓子。くださったお方に感謝です。
田舎島根の松江の方にも形を変えた落雁「山川」がありますが、やはりお茶とともに発展したお菓子です。
こうして記事を書いている間も先程の爽やかな甘みが薄茶の苦みとともに残り香のように残っています。
奈良にお越しになられましたら一度味わってください。高級な甘みを!