12日この時期にしては寒い朝を迎えた。
山の辺の道まだ半分も行っていないのに休憩中である。これからの時期熱くなると歩きにづらくなるのでと思い、続きを歩くことにした。目的地は天理市の石神神宮だ。その途中にある古刹である
「釜の口山 長岳寺」を紹介しよう。ただ詳しくは当寺のホームページを見ていただきたい。
このお寺は弘法大師の創建となる、真言宗のおてらです。
山の辺の道を歩いてくると「歴史街道」の案内看板がありました。
神社ではよく見かける結界が張られていました。
昔の名残でしょうか。
結界の奥に山門があります。
旧、地蔵院。現在庫裏として使用されている書院造りの屋根が珍しい建物です。
檜皮を竹で押さえている「大和葺」となっています。おそらく現存するのはこの建物のみではないで
しょうか。
この建物の中で地元特産の三輪素麺を使ったそーめん。時期によりにゅーめんがいただけます。
この日は特別寒い日でしたのでにゅーめんが有りましたので、いただきました。
どうです?美味しそうでしょう?美味しかったですよ。
鐘楼門をくぐり中に入ります。この門が歴史的価値のある全国の鐘楼門のモデルになっているものです。
本堂の中には阿弥陀様が。天井には少し天井絵が残っていました。
庭は花の寺らしくカキツバタが盛りでした。残念なことにツツジは終わっていました。
もう少し早ければツツジに囲まれたお寺を紹介できましたのに。
長岳寺を後にして門外に出、天理石上神宮を目指しますと子供の無事の成長を祈る鯉のぼり。
今ではあまりお目にかからなくなりましたが五月の空によく似合います。
風吹きて 山の辺の道 こいのぼり