このお祭りは我が国のお饅頭(餡入り饅頭)の祖、林浄因(りんじょういん)の功績に感謝しご命日のこの日に感謝祭をおこうものです。
林浄因さんは 1350年に元から龍山徳見禅師に伴われ来日された人で、中国の饅頭を元に初めて餡入り饅頭、和菓子の元祖を作り売りだされたお方です。従って奈良が和菓子発祥の地と言われる由縁だそうです。
全国あちらこちらの和菓子屋さんからお供えのお菓子が祭壇にお供えされていました。
ではその様子
紅白饅頭をいただくための整理券を求めて長蛇の列。地元メディアも参戦。
整理券そして頂いた紅白饅頭
実演をされていました。出来立ての熱々のお饅頭をいただきました。
林さんの末裔の「塩瀬総本家」のお供えです。
奈良市の観光大使演歌歌手の「川井聖子」さんも参詣されていました。
境内の桜も踏みとどまり負けじと咲いていました。
紅上用饅頭をいただき抹茶の持成しを受け境内をあとにいたしました。
祭典の間しめやかに流れていた音曲は笙の音と竹の音そして笙奏者の方が発せられていた見事なお声と言うより一つの音でした。
不思議な余韻を心に感じ足は奈良国立博物館へと向かっていました。
途中興福寺の国宝三重塔のところにまだ桜が美しく咲き誇っていましたので。
我が家に帰り、お祭りで求めた和菓子で・・・
甘党には楽しい一日でした。
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